社会人の学習資料

忙しい社会人が勉強したいことが出来たとき、時間の限られた中で効率よく学習するには資料を探す段階から工夫が必要です。社会人の学習資料はどこで探し、どのように資料を集めればいいかなど、コツをお伝えします。

 

どこで探す

学生時代と違い、社会人になってからは、学習したいことの資料は、自分で揃えるしかありません。

参考書があるわけでもないし、必要な資料がどこにあるのか、どんな形であるのかを調べるだけでも、一苦労です。

今なら一般的には、インターネットで検索しますよね。時間もかからず、すぐにだいたいの事を調べられるインターネットはとても便利なもの。でも、注意しなくてはならないこともあります。

無料で開示されている情報は、偏見があったり、ウソだったり、誇張されていたりすることがあります。

もちろん、有益な情報もたくさんあります。それらを見極めたり、判断したりする必要があるぶん、難しいのですね。

ひとつのサイトの情報のみを信じるのではなく、いくつかのサイトから情報を得て、比較したり裏付けをとったりして、信用できる情報かどうかを判断する必要があります。

自分では判断がつかない、ということもあるでしょうから、その場合はあくまでのひとつの情報として頭に入れておく、くらいで良いと思います。

 

基礎から学習する必要がある場合は、書籍を利用する手もあります。

公営の図書館には、資料となり得る書籍がたくさんありますし、土日祝日でも開館しているところがほとんどです。

都市部の図書館は、夜遅くまで開いていることも多いので、社会人にも利用しやすいと思います。

図書館の場合、分類が細かく資料が探しやすいという利点もあります。目当ての書籍だけでなく、その近くに並べられている書籍もまた、資料として有用だったりもします。

書店では扱われていないような古いものも、公営の図書館であれば蔵書にある場合もありますし、図書館は予想以上に使えるものです。

 

何を身につけたいのかを、明確にする

学習しようという気持ちが高まり、資料を山のように集めてしまい、どこから手を着けていいかわからなくなる、なんてこともよくあります。

社会人は学生時代と違って、学習時間が充分に確保されているわけではありません。

短い時間で効率よく、しっかりと学習を進めるためには、コツがあります。

 

効率よく学習するためには、まず自分が身につけたいことは何かを明確にする必要があります。

なぜ学習しようと思ったのか。何を必要としているのか。それがハッキリとしていなければ、学習意欲は一時的なものになってしまうと思います。

何が必要で学習するのかが明確になれば、最初に必要な資料は絞り込めるはず。欲張らずに、まずは最低限の資料を手にして、それを確実に身につけることから始めるべきです。

 

時間がかからないものから進めること

専門性が高い、難解で長い、などという資料は、なかなか読み進められないものです。

資料はまず、時間がかからないものから手を着けるのが正解です。

入門書や、小中学生むけに書かれたものなど、簡略化されたものがあれば、まずそれを読み込みます。

そうしてから、少しずつ難解で長い、専門性の高いものに移行していくと、効率よく頭に入れることが出来ます。

ジャンルによっては、簡略化されたものと専門性の高いものでは書かれている内容が違う、なんてこともあります。それでも、調べたことが頭に残っていれば、その違いにも気づきます。

遠回りのように感じるかもしれませんが、一度読めば内容が頭に入っていきますから、実は効率的なのです。

入門書や基礎的な資料は、折を見て読み返すとより理解が深まります。

 

社会人の学習では、資料と学習時間の確保が何より難しいものです。やる気があっても手がつかない、なんてこともよくあります。

資料を小分けにしてスキマ時間を利用したり、一段落だけでも目を通す、という方法でも、とにかく進めることが重要です。

どんなことでも、まず学ぶという積極的な行動が、将来の自分を変えるのです。